設立趣意
私たちはこれまで、日本クルド文化協会の日本語講座のボランティア活動や、学生団体主催の研究会などでクルド人難民による講演を行い、日本の各大学の学生にクルド人難民について知る機会を提供してきました。
学生だから出来る難民支援もある。難民支援のアイディアを出すもの、難民のためのビジネスモデルの構築や、言語力をつけ民族研究するもの、様々です。 やがて卒業し、就職するもの、教職に就くものもいれば、グローバル企業で働くものもいるだろう。
難民支援の第一歩は己を知り、また相手を知ることです。
難民支援活動の実践を通して世界情勢を知ることは、やがて日本国のみならず世界にとって有益な人材育成にも繋がります。
日本にいて「事実」を知っても「真実」を知る機会はありません。
日本クルド学生連盟は、日本・クルドの学生が共に難民問題に取り組むためのグローバルな交流の機会を提供し、若い力による未来の平和外交実現のために設立いたしました。
また、既に提携関係にあるクルド学生連盟とともに、世界各国の学生団体と難民支援のための連携を図ることを目的とします。