2013/10/08~2013/10/29 その⑦ クルド関連の写真を公開

当協会撮影による、クルド関連の写真を公開いたします。

丘より カウェルゴスク 難民キャンプ 約2400世帯 12000人 エルビル郊外

難民キャンプの様子 人々は仕事に就けず鉄条網のフェンスに囲まれたキャンプから出られません(在留許可が未だ貰えず)
外出許可証をもらうには申請が必要です

水は国連が調達して配給しています
電気はクルド政府が負担しています

難民キャンプのマスタープラン
当初5000人収容の予定が7000人増え12000人の収容が必要となりました
難民は国境まで徒歩で逃れ、国境ではペシュメルゲ(軍隊)がバスにて当地まで送り届けました。
一気に難民が国境に押し寄せたためクルド政府は国連に難民収容施設の設置を要望し、1日で5000人を収容しました。

カバット市 市長とシリア難民問題について協議しました
駐イラクバクダッド 日本大使館職員が当キャンプを訪れ、日本政府が国連を通じシリア難民支援を予算決定したことを市長に報告
現在キャンプに緊急に必要な物は越冬のための暖房器具です。更に学校、医療施設なども必要とされています。また、物資よりも義援金のほうが有意義に利用出来ると同市長は述べました。
弊協会は今回、1752缶の粉ミルクを準備し乳幼児のために利用して頂きたいと目的を伝えました。この粉ミルクの購入代金は日本青年商工会議所筑後支部の皆さんがペットボトルのキャップを収集しリサイクル活用することで現金化し義援金として預かりました。
エルビル市内ではペットボトルなどが無用に捨てられているので同じくリサイクル施設を活用し義援金として使われれば町の資源活用にもなり且つ町がきれいになると提言しました。エルビルではドイツからリサイクル施設を既に導入されていると聞いており、今後の行政の法制化を期待します。

キャンプ内でのミルク運搬の様子

クルド日本友好協会のジャフェ氏が粉ミルクを調達してくれました

24缶入りx73ケース 1752缶の粉ミルク

ペットボトルの蓋がこの義援金となり粉ミルクが購入出来たことをこどもたちに伝えました

粉ミルク配布の様子
当初、順番に並んでくれていたものの我先にとトラックに押し寄せ軍隊が制御するも収集つかず結局並んでくれた人達には申し訳ないがキャンプ責任者に配給を依頼しました。

配給を依頼した48ケース

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